一面の選挙ポスター、そして大使誘拐!

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総選挙まで残り僅か、当地のTVでも各党の選挙戦風景が放映され出した(TVでは英語で字幕が出る)
しゃべりの上手い党首(候補者)、何を言っているのか皆目分からない下手な党首と様々。某党首などは字幕で記号の羅列 x§ÏlÑae l§2Yxm\(自転車印の党によろしく!)と注釈がつくありさま。
当地の選挙では、字の書けない投票者のために、各政党はシンボルマークを決めている。バイクやテレビは民衆に人気が高く、人気のある有利なシンボルマークを獲得するためには、大枚のお金(賄賂)が動くという。数えてみたら選挙を戦う党(シンボルマーク)は49党もあった。

今朝の新聞では、ナワーズ元首相とブットの夫ザルダリが協同戦線を張ると。ザルダリの演説は下手だと、巷の噂。ナワーズの演説も下手らしい… 


パキスタンの駐在アフガニスタン大使が11日昼、ペシャワールからアフガンへ向かって車で移動中、拉致された。オバハンは見ていないが、11日夕方には早々とTVニュースで流れていたらしい。時事通信などの12日既報によれば、アフガン国内で拉致されたような書き方だったが、何のことはない部族地域とは言え、ばりばりパキスタン国内ではないか! 

アフガニスタンパキスタン大使は、パシュトーン地域で拉致をされているから、命には別状も無く「客人」として大切に扱われているのは常識だと現地の人は事なげだ。また身代金、あるいは人質交換までの間は、連日、ヤギや羊を殺して大盤振る舞いのご馳走が出るので、解放された時は丸々太って顔つやもピカピカしているのが普通だという。

ただし、その食費は「客人」持ちとなるために、拉致されている日数が長くなれば莫大な食費になるというから、早々の解決が望まれるらしい。パシュトーン地域の有力者たちは自分自身や身内に誘拐や拉致をされた人はないくらいというのも、驚くべき話だ…

政府はタリバーンの司令官と大使交換をスンナリするのだろうか?