オサマ・ビン・ラディンの息子

時事通信の記事として、イタリアのテレビ局でインタビューを受けるオサマ・ビンラディンの最初の妻との4番目の子供、息子オマルの写真が載っていたが…。まぁ、なんと父オサマ・ビン・ラディンに似ていることか! 
2週間以上も前になるが、やはりカイロでCNNのインタヴューに応じている写真が載っていて、その折にも同じ思いを持ったものだ。この時期に続けて2度もインタヴューに応じているが、その心は何なのか?
インタヴューでは父オサマ・ビン・ラディンに対して「無差別テロ戦略を停止するよう」にと呼びかけ、批判していたが…。年齢から思い起こすと、タリバーンを率いるオマル師の娘と結婚していたのは、彼ではなかったのか?
父に対してこうした批判をすることが、彼等の文化では許されるものなのか?

数日前に読んでいた本では、オサマ・ビン・ラディンの息子も父オサマ・ビン・ラディンと同様にテロ活動に励んでいるようだったが…。何人もの息子があれば、父の行動を支持する者もいれば、そうでない者もいるだろう… まったく誰が誰だか?まぎらわしくて仕方がないな…


ブッシュが4日議会に提出した2009財政年度予算教書で、イラクアフガニスタン戦費が累計で8691億ドル(約93兆円)に達することが明らかになったと報道されている。日本の国家予算を上回る経費が無駄に使われ、さらに使われようとしているのか…。
ただ、金額は途方もなく膨大だが、このうちの80兆円くらいは米国内で大中小さまざまな兵器代金や、人件費、戦争運営費に消え、現地での雇用や管理に落ちているのは10兆円あまりなのだろう…。自国が儲かるように、自国民の雇用優先という発想は国際機関の支援活動と同じではないかと、内心笑ってしまったオバハン。
しかし、戦争をすることによって儲かる国(人間も)というのはおぞましいものだ…

このところ、米大統領予備選挙では、民主党候補が共和党候補の倍も報道されているが、これは日本の民放ではないTV局が、そういう報道姿勢を取っているのか? 当地では日本の民放ではないTV局しか映らず、日本政府寄りの報道ばかりを見ることになってしまいうのだが… 
まぁ、米大統領予備選挙はいいとしよう。しかし、民放ではないTV局の番組作り、姿勢は日本政府の発表そのままで、時にはとってもムカツクのだ…。だが、とりあえず、誰でもいいので、イラクやアフガンとの戦争を止める大統領になって欲しい。