ムシャラフ、大統領職に固執しない?

1日「きまぐれ通信」を休むと、書きたいことが溜まってしまい、何を書いたらいいのかと迷ってしまう。オバハン自身が忘れないために…あれも、これもメモっておきたいと。

実は3~4日前の新聞にムシャラフが、「総選挙の結果、もし多数派野党が誕生するなら自分は辞任する。大統領職に固執する気はない」と述べたというインタヴューに拘っていた。 この意味するところは何なのか?
今までのムシャラフ大統領の言動からすると、「大統領職に固執する気がない」というのは腑に落ちない… 
非常事態宣言まで出して、しがみ付いた大統領の椅子ではないか!!

何人かの政治通に話を聞くと、ムシャラフは選挙で負けるつもりがない。だからの強気発言だという…
野党を選挙で勝たせないために、大がかりな不正を目論んでいる。有権者名簿のごまかしなどは序の口で、野党候補者への脅迫など等もなかなか手が込んでいると。さらには選挙を混乱させるために通信妨害などの計画もあるというが、非常事態宣言下、電話やネットも監視下に置かれたことを思うと、それらも序の口だろう。なにしろパキスタンで一番怖い、軍統合情報局(ISI)をムシャラフは手の中に押さえ込んでいるものな…
投票所を狙った爆破予告などなど、怖くて投票にも行けないと言う有権者
世界からは選挙監視団がやって来るが、まともな監視などが出来るのであろうか?


中東諸国を訪問中のブッシュ、イラン国内の核問題をアッサリとかわされ守勢を挽回するつもりか、今度は口撃かい!相変わらず我が身を振り返らないブッシュだわ~~  曰く、「イランは世界最大のテロ支援国だ」と。
ついで、イラン国民に「あなた方は自分たちの意思を聞く政府の下で暮らす権利がある」と呼び掛けただって… イラン国民を侮辱し過ぎてはいないかい?
過日(2ヶ月くらい前か?)は、イランの精鋭部隊「革命防衛隊」などを対象に新たな制裁を発動すると報じていたが、遠くの他国(アメリカ)が「イランを制裁」と言う方がオカシイ。ブッシュのネジは緩み切っている。

イランが「テロ支援国家」なら、アメリカは世界最大のテロ国家そのものではないのか! 
そんなアメリカ様の尻っぺたに、日本は何時までくっ付いて行くのか… アメリカを喜ばせるだけが国際貢献ではないのに。