アメリカの内政干渉

きょう8日からブッシュが中東各国を訪門すると。イランからは「アメリカの失政を償うための旅だ」と皮肉られているというが、アメリカには自国の失政を償うなどと、殊勝なところがあるとは思えない。イランはアメリカを誤解しているワ…。

パキスタンもそうだが、アメリカの内政干渉、強圧に耐えられず、追い込まれ追い込まれて、弱小国は反米感情を強め混乱を助長してしまう。単に助長だけに留まらず、国の崩壊(経済破綻)に繋がった国が、過去いったい幾つあることか…

そのアメリカが、またまた「パキスタンの部族地域で秘密作戦実施を検討している等」と、ニューヨーク・タイムズで報道されていたそうだ。CIAと特殊部隊による作戦遂行、これは今に始まったことではなく、だいぶ前から言われていたことだが、今回はパキスタンの反応を見るために意図的に大きく報道したのだろうか… 
しかし、自分の国内問題も解決できないアメリカが、他国のことにとやかく口を出すなと言いたい。
確かに今、パキスタン国内は混乱している。だからと言ってアメリカが自分で、「パキスタン国内で今以上に軍事行動の自由裁量が与えられるだろう」と、分析するのは行き過ぎだ。

もしかしたら… パキスタン国内の混乱は、駐留している米兵たちが現地人を雇い、起こさせていたりするかもしれないと怖い想像をしてみた…。アメリカに協力した現地人が喉を掻き切られ、厳罰に処せられるDVDが(たぶん見せしめのためだと思うが)無料でパキスタン国内に出回っているくらいだから…