政府は正式に謝罪

2008年、明けました。 皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

便利というか、なかなか上手く誤魔化せない世の中になったというか…
ブット狙撃時の新たな映像が次々と表れ、昨日、暫定首相のソームロが政府発表を正式に撤回、謝罪した。

報道によると、一般住民が現場で撮影したとされる写真では「容疑者のひとりとみられる男はひげをそり、サングラス姿」と。
写真で見る限り若者はチャドルなどを巻かずに、ジャンパーのようなものを着用か? ヒゲなしというのは最近のおしゃれな若者の特徴だ。まずは、都会の何処にでもいるおしゃれな若者風を装い、部族地帯からの出身者には見えない。銃身が長めのピストルだが、混雑していれば容易に隠せる品物だろう。
政府はリアカット・バーグ(公園)の出入り口3ヶ所に金属探知機を設置していたというが、現地を知っているものなら、あの公園には柵を乗り越えて入れるような場所が幾つもある。10月18日以来のブットをシッカリ見るなら、ブットの行動パターン、弱点(首と頭)は、誰にでも判っていたことだった。

アフガンではカルザイ大統領の警護には、ゴリラのようにごっついアメリカ様が関わり、常に壁を作っている。ブットも政府に対して、英米の警護団を使いたいと伝えていたという。
政府が警備上の責任を問われても仕方がないが、だからと言って今さらブットが生き返るわけもなく、どういった責任を取るのか…