予告通りの自爆テロ

普段は見ないTVを、昨日は午後から夜の11時まで付けっ放し、某報道関係の人と、アルカイダの予告は実行されるのか?どうか?と、話していた後での自爆テロで、その瞬間は見逃した。
朝6時、再びTVを付けたら画面が一瞬黄色になってハレーションを起こし、爆発音が響くニュース。
怖いナァ~~~ やっぱり人ごみはアカン、そして「予告」が出ていたンやから、こういう場合は集まったら絶対にアカンと、改めて思う。

ブットの服の下も、二の腕まで全部を被う特別仕様の防弾チョッキのように思われたものな…
いくら防弾チョッキを服の下にまとっていても、顔や首はむき出しだし、手を振るトラックの荷台上は防弾仕様ではないし、演台も防弾ガラスが前面だけだし、党首という仕事は根性が要るわ…と、思っていた。

2度の爆発。地元TV発表139人、539人の負傷者。
ムシャラフ大統領は「民主主義に対する陰謀」との声明を発表し、政府はイスラーム過激派による自爆テロと言う。また夫のザルダリは「情報機関の仕業、政府の責任」と言い切っているところが対照的だ。
政府は2万人の一般警察官やアンチテロ・ポリスで布陣していたが、あの喧騒の中での自爆テロは、どちらが仕掛けたとしても簡単だったろう。

アルカイダ関連の武装組織は今週、米国の「テロとの戦い」をブット氏が支持しているとして、同氏を暗殺すると予告していた。ブットは常にアメリカ寄り、ムシャラフ大統領との取引の後ろ、今回帰パ出来たことの後ろにはアメリカがシッカリと控えている。アメリカなしにブットの復活はあり得なかった。

しかし、「見た目は良いが、腐ったリンゴのブット」と表現している人もいる。
オバハンも同じような見方をしている…… 貧しい人の味方というのは当たっていない。