このところ「おめでとうございます!〇〇万ルピー当選です!!」「〇〇〇ドル当選です」なるメールが毎日、何10回も入る・・ネット詐欺の種類は多彩だと感心しきり。日本(警視庁)のまとめによればネット関連の被害は6000件近く、フィッシング報告は約119万件、特殊詐欺などの認知件数は約2万件で、過去15年で最多だったとか。サイバー犯罪から身を守るヒントなる記事もたくさん出ているが、そもそも詐欺に遭う人というのは「自分は大丈夫だと思っている」とあるから、オバハンなども危ない一人かもしれない。ただし、とりあえず携帯電話は持たされているだけで常に不携帯、使い方は分かっていないし、PCにしてもイマイチ良くわからないまま25年以上も使っているのが現状だ。キャッシュカードも持たされてはいるが、使う場所は市内の2ヶ所だけと限られている。
それにしてもパキスタンでもこのところ詐欺メールが一気に増えた、詐欺メールだけではなく、オンラインによる怪しい融資の案内も増えた。詐欺メールや詐欺の電話は今更ではない、もう20数年前からもあった。「政府や、軍などの高官や元高官や親族と名乗る人物が、秘密資金の海外送金のためにアンタの口座を貸して欲しい。高額な謝礼を払うから」という話に身近な人たちが乗りかけた・・オバハンたちは大笑いをしながら詐欺犯とのヤリトリを聞いていたが、話を持ち掛けられた当人たちはオバハンたちの引き留めにも関わらずド真剣だった。中には話に乗って海外送金をした人もあった。夢を見ることは悪いことではないが、楽して儲かる話は無いだろうし、近親者の難儀に際して役立ってあげたいと想うのは悪くはないが、他人の善意に付け込む悪事は許されない。