金(膨大な資源)の上に暮らす極貧の民

昼間はまだ40℃を超えるが、昨夏の8月下旬よりも湿度は低くて爽やか。朝の散歩小1時間が辛くない。とは言え、汗ばむので帰宅と同時に水シャワーだが、この10日ほど前からは「有難いことに」蛇口からは冷たい水が出る。真夏の間は水の蛇口からも熱湯しか出なかった。
さて、2ヶ月ぶりに日本から帰って来た子供たち、夏休みが今月の第1週に終わって毎朝7時過ぎには学校へ行ってくれる。コロナは治まっていない筈だが、パキスタン全土で学校は開き、オンライン授業の話も今のところはない。朝、子供たちが出かけると犬猫、鶏たちの餌作りに2時間、夕食の下ごしらえ等を終え、後は読書三昧、ネット麻雀、植木の世話など等、後はブログに1時間足らのず時間を費やしボケ防止。隣国アフガンが再び戦地並みになり、生死をかけてアフガンから脱出しようとしている人々がいることを想うと、オバハンのノー天気ぶり、申し訳ない気分にはなる。

ただ・・インターナショナルになろうと尽力している執行部(幹部)の思惑から離れるような、野蛮な行為に走る末端の兵士たちのニュースに触れるたびに、心が痛む。事実とは言え、ことさら残虐なことばかりを穿って報道するTV局や新聞・ネットにもイライラが募る。若い執行部(幹部)の計画する、せっかくの国づくりが白紙に返りかねない。今のタリバン執行部と20年前の執行部は異なるのだ、国際社会は少し時間をかけて見守る必要性があるとオバハンには思えるのだ。生まれたての国、生まれようとしている国、一気に大人になれない国を育てるのも国際社会の責任ではないのかね。アフガンを野蛮な国のままに置いた方が都合の良い大国もあるのだろうがね・・中国などは「金(膨大な資源)の上に暮らす極貧の民」とアフガンを揶揄しているらしいが・・