オバハンの2000万円は何処へ行ったのか

約80日ぶりに雨を見た。とは言え、地面がほんの少し濡れる程度の小雨で終日曇天、空気が湿り呼吸は楽になったが肌寒い。昨日、コタツを出しておいて良かった、ひざ下が暖かくて心地よい。中古品バザールで買って来たフリースのベストも活躍開始だ。
ようよう考えて見たら・・オバハンの生涯は(まだ生きてはいるが)中古の服、中古の靴。化粧品は二十歳の時に口紅を買ってみただけで、他は人さまから頂いたクリーム程度しか使って来なかった。服や靴・バッグ、化粧品など等に普通の女性なら年間に幾らくらい使うのかなぁ?? まぁ、年齢・生活程度にもよるのだろうが若い頃なら年間数十万か? となると・・仮に40年間に使用する金額は約2000万円にも上るではないの・・オバハンは100円のフリース、200円の靴、なんでもかんでも中古品愛好者であるからにして、それで行けばどこかに2000万円くらいは残っていそうだが・・ 確かに若い頃は登山のためにお金を使った。45年もの昔のヒマラヤ登山には年収分では足らないお金がかかったものだ。だがパキスタンへ移住してからは殆どを「中古品」で済ませている。オバハンの2000万円は何処へ行った??・・・まぁ、いいか深く考えるのはよそう。

パキスタンの旧北方地域、ギルギット・バルティスターン(州への格上げ宣言はあったが、インドとの関係で曖昧な立場)は総選挙、明日が投票日とあって、イスラマバードから車を仕立ててギルギット・バルティスターンの人々が続々と田舎へ向かっている。車も道中の飲み食いも政党が持つとのこと。