スーツを着たテロリスト

TVはまったくと言っても良いほど見ない。が、新聞にはポツポツ目を通す。今朝の新聞、中国、ロシアがイランの支持に回ったと、当然だわな。反対に「パキスタンはサウジに味方する」と載っている。オイルの出ないパキスタン、長年に亘って赤字国家のパキスタンは常にサウジの世話になっている。お金がない時にはオイルを無償で貰い、歴代政権のトップなどは不祥事の逃亡先としてサウジを選ぶことも多い。その上、サウジはイスラーム諸国の盟主だ、頭が上がるわけもない。そのサウジのバックにはアメリカがいる、アメリカによる圧力の繰り返しで相互不信に陥りながらも、それでもスーツを来たテロリストたちの国、アメリカとパキスタンはは切れない間柄だ。   
昨日、アメリカはパキスタンとの軍事訓練プログラムを再開と、そして軍事訓練はパキスタン側が望んでいることになっている。ちょうど2年前「軍事面でのアメリカ依存を打ち切り、必要な軍需物資を中、トルコ、ロシア、南アフリカから購入すると」言っていたのは何だったのか。人口だけは2億2000万人もいて世界第6位だが、国としては年々弱小化しているようにオバハンからは見えるパキスタン、強者にへつらう悲しいパキスタンだ。    
だが24歳以下の人口比率は50%を超えている。反対に高齢者は僅か4%だ。日本貿易振興会ジェトロでは、日本からの会社誘致や投資を呼び込もうと日々努力している、これだけの人口に加え年々500-600万人もの人口が増えるのだ、知恵を働かせれば儲け口も作れるのではないかと、短絡思考のオバハンなどは考える。実際、日本の高齢化と比較すれば恐ろしいくらいの違いだ。ニュースでは韓国の少子高齢化が取り沙汰されているが、高齢化問題だけなら韓国は日本の比ではない。将来的に見れば(多くの先進国は高齢化に突入)ドエライことなのだろうが。