好き勝手の出来る自宅が一番だ!

深夜イスラマバードへ帰着して改めて驚いたこと! タイでの夜間気温は概ね20℃近かったがイスラマバードでは5℃。5℃では矢張り身が引き締まり、タイから引きずって来たほんわか気分は一気に醒めた!! そして空港から自宅までの約30分余、車は暖房を全開・窓を閉めたまま走っていると言うのに、喉がカシカシして咳が止まらない。お嫁ちゃんは眼がシバシバすると言う。早い話が大気汚染が酷いのだ。報道によると、慢性的な大気汚染がパキスタン人口の70%以上に影響を与えているという。我が家では各部屋に空気清浄器を備えて自衛をしているが、一歩外へ出れば汚染された空気に塗れる。きょうは風があってマルガラ丘陵が良く見えているというのに、大気汚染度は「健康に良くない」という表示だ。先行き短いオバハンはともかくも、子供たちには本当に良くないと想う。
パキスタンの大気汚染物質の40%が車から排出されていると言う。世界疾病ナンタラの調査では20数万人が平均寿命以前に死亡すると言う・・1950年の平均寿命は韓国・パキスタン共に40数歳だったが、2050年には韓国の平均寿命は73才であり、パキスタンは現在よりも平均寿命が2~3歳短い60歳台前半の指標になっている。2050年、日本のように平均寿命が男女共に90歳近くになり、自分で自分のことが出来なくなっても生き続けなくてはならないのも悲惨だが・・

帰宅して朝は5時過ぎには眼が覚め、6時にはキッチンへ行くという日常に戻った。好き勝手に頼まれてもいない賄いに精を出し、ほぼ終日ドタバタと動き立詰めで腰が痛いというパターンに陥った。何もせずに済んだ避寒の2週間余もそれなりに良かったが、貧乏性なので好き勝手が出来る自宅が一番だ!