首都、厳戒態勢

いつもの通り雨ではなく2時間ちかく雨・風が吹き荒れた。きょうの雨の範囲は相当に広かったのか、雨が止んだ後も直ぐには元の高気温に戻ることなく、ほどほどに心地よいから夕方まで窓やドアを開けておけた。雨で大気汚染の微粒子が流れ落ちたのか、澄んだ空気にマルガラ丘陵がクッキリ緑ツヤツヤとして見える。いいなぁ~マルガラ丘陵が直ぐそこに見えるのは。艶々しいのはマルガラ丘陵だけではない、目に見える範囲の緑すべて艶々と光っている、もちろん空は抜けるように碧い。大気汚染度も正常、せめて週1度でもこんな日があれば幸せなのになぁ。日本も明日にかけて警報級大雨の恐れとか・・雨無しも困るし、豪雨も困る・・科学でほどほどを調整出来るようにはならんものか?

7月16、17日はシーア派指導者の殉教を悼む行事アシュラーで休日と決められた。アシュラーの前後にはテロの発生や暴動になることもあって、首都には治安維持のために1万6000人の軍が配置されるとある。首都圏のみではなく、パキスタン全土へ軍の配備をも政府は承認したとあるから、全国厳戒態勢だ。オバハンのように宗教心の薄い者から見れば、1300年余の大昔に虐殺された宗教指導者の痛みを今も自分の身に置き換え、恨みを忘れまい・・とするなど、想像外の世界だが。
ネットサービスが停止になるかどうかは、いまのところ未定とあるが、携帯電話などの使用には制限が出るのだろう。