預言者を冒涜、死刑の判決

6月初旬から日本へ来て、生き返っている。パキスタンでは4月の半ばから急激に気温が上昇、身体が暑さに順応出来なくて、へばった。自分が夏バテをしているとは思えなくって、無理をして?余計にバテた。
5月28日からは断食月に入り、スタッフたちは真面目に未明3時半には食事を終え、夕方7時半まで飲み食いの一切を絶っているというのに、オバハンは恥も外聞もなく飲み食いしている。スタッフたちの中には、自主的に朝5時から出勤して来て昼過ぎには帰宅し、夕方まで寝るという要領の良い者もいる。
とにかく一年で最も暑い6月に断食月があるのは厳しい。

昨日のパキスタン・ニュースでは、「フェイスブック上でイスラム教の預言者ムハンマドを侮辱したとして、冒涜罪に問われた男性に死刑判決が言い渡された」というのがあった。
パキスタンは英印からの独立に際し、建国の理念にイスラーム(教)を掲げている。パキスタンの法律では、預言者聖典コーランを冒涜すれば死刑、もしくは無期刑と定めている。そしてこれについては子供でも知っている。
海外の報道ではパキスタンイスラーム諸国)は野蛮だというのがあったが、国教として定められている事実を書き落としている。