治安維持

未明から雨が降り始めた。いつもは1時間ばかりで止む雨が、珍しく5時間も降り続いている。きょうの雨は範囲が広いようで気温が凄く下がった。PCに触れる。嬉しい。
先週も金曜日には厚い雲が垂れ込め一時間足らずの雨だったが、気温が下がったので「ヨシ!行こう!」と根性を入れ、買い物に出かけた。ついそこまでの買い物に「根性」がいる社会・・・・・・
実は、この買い物、1か月半ぶりの外出でもあった。暑い上に治安の悪い折柄、気軽に買い物に出る根性もない。

それにしても…… 先般のフランスでのトラック突入テロ事件。
テロは新しい局面に入った。 テロを起こすのに銃や武器弾薬は不要だという、恐ろしい現実を世界に知らしめた。 そして社会に不満を持つ誰でもが、その気になれば簡単にテロを起こせるということに。

昨日、本当に久々にTVニュースを垣間見た。日本では急激にテロに関しての関心が高まり、海外で働く中小企業に対しても商工会議所が中心になって、日本政府および各国が得たテロ情報などを共有していく…みたいなニュースだった。
テロ続発で今後は世界中の治安当局の権限が強化されて行くことになるのであろう。反政府的な発言者、疑わしい人物の監視、捜査当局がパソコンや携帯電話内の情報を容易に取得出来るようになって行くのは、ある面、恐ろしい。
テロ防止、治安維持のためという大義名分を振りかざせば、人権などはどこへ?の戦前社会の再来ではないかと案じるのだ。