サッカーボール5500個

久しぶりに窓を開けて寝た。室温よりほんの僅かに冷えた夜気が流れ込む中、扇風機を緩々まわし休んだのは1ヶ月ぶりか、もっとかも。春先に内庭へ面した室へ引っ越し、庭木の発する香りに満たされて眠るのを至上としていただけに、この閉め切ったままの1ヶ月余は辛かった。

息子夫婦が中心になって行った、イスラマバードでの東日本大震災への支援活動。 前にも書いたように、パキスタンからの海外向け送金は日赤へしか出来ないので、(ユニセフや日赤などの大団体では、数々の経費使用によって被災地へ落ちる支援金は30%になってしまうと言わ れているので)、なんとしても日赤へだけは支援金を送りたくないと、日パ双方にとってプラスとなる方法を考えたのが、当地でサッカーボールを購入、被災地での配布するアイディア。

多くの皆様方のご協力により5500個ものボールを注文済み。パキスタンカラーの緑色と、日の丸の赤色を中心にしたデザインは素晴らしく「がんばれ東北、がんばれ 日本」「パキスタンの友人たちから」そしてオバハンたちの団体NWA(日パ・ウエルフェアー・アソシエーション)のロゴ入り。ボールを蹴った時に緑色と赤色のコンビネーションがきれいで、早く実物を皆にも 見てもらいたいなぁ~~~と、日本へ届けるのが楽しみ。
被災地県庁で、「上から目線の発言を繰り返した」として物議を醸している松本復興相が、「がんばれ東日本」と手書のサッカーボールを蹴っている写真がネットに掲載されていたが…  報道というのは一部が切り取られて強調されるから誤解を招きやすいのも確かだが、心無いと思わせるものがあったのだろうな。

息子は仙台にあるリーグへコンタクト、オバハンは東北各県の体育協会へコンタクトを開始。 配布先を考慮中。皆様方の中にも良いアイディアがありましたら是非ご連絡を~~