アメリカのパキスタン向け軍事支援、大幅凍結

モンスーンなので蒸し暑いが、気温は連日36℃と低く夏としてはメッチャ涼しい日が続いて生き返っている。でも、きょうは雲が薄いので最高温度は38℃くらいまで行きそうだが、40数℃を経験した身体には何ということもなし。とにかく、この10日ばかりはずっと36℃~38℃で身体への負担も少なく、ただただ有り難い。

今月初めの英字新聞トップ。オサマ・ビン・ラディンの家族がパキスタンから出国出来なかったとか。そらそうやわねぇ… 事件からまだ2ヶ月ばかり、常識的に考えれば、充分な取り調べも済んでいないのが現状ではないのかな。 あのオサマ事件が、アメリカの発表通りに「本物の事件」であったとしていたら、簡単な取り調べや調査で済むわけもなかろうに。 パキスタン政府(軍)も1枚岩ではなく、幾通りもの利害に分かれているから「出国させよう」としたグループのあったことは間違いがない。しかし驚きだわ。

オバマパキスタン向け軍事支援を大幅に減らすと発表。オサマ・ビン・ラディンを匿っていてアメリカに協力をして来なかったパキスタンに対する懲罰的な「支援凍結」と。 米政府は「テロとの戦い」の同盟国として今年約20億ドル(約1600億円)の軍事援助を供与する予定だったパキスタンに対し、総額の4割に相当する8億ドル(約640億円)の援助を凍結する措置に踏み切ったと。国民の63%がパキスタンへの援助停止を求めているとの報道を見て、なぁ~~んだ、経済不況のアメリカは話をここへも繋げ、「国民の大切な税金を無駄にするわけには行かない」と、とことん国内向けの宣伝にしたかっただけなのかとオバハンは納得。
アメリカの支援でなんとか国家として成り立っているようなパキスタン、足元につけ込まれても反論のしようがないわ。悲しいが…