ソマリア沖へ

ついにソマリア沖の海賊対策に海上自衛隊護衛艦が派遣されることになり、3月には現地へ向かう見通しとか。でもでも、記者会見などの答弁を聞いてると苦しいなぁ。応急処置とかで委細な~~んも決めずに…。
タロ~首相は、「(自衛隊の)艦船が航行するだけで一つの抑止力が働く」と、お考えでいらっしゃるようだし、「しっかりヤレ~」とハッパをかけられるのも良いが、派遣される海自や海上保安庁職員の方々には、誠に気の毒な気がする。後日、自殺者が増えるのは避けられまい。言ったら悪いがオバハンから見たら、平和な日本で育っている現代の日本人の多くは、心身ともに虚弱だもの。

過日は、たまたま元自衛隊関係の方とお話する機会があって、話題がソマリア沖への派遣になった。
「いやぁ~ 乗組の海自隊員たちは海賊に出会わないようにと祈っておることでしょう~」
「出会っても見なかったふりをするかもしれませんなぁ~」と笑っておられたが、内心は遠からずだろう。
護衛艦に海賊を寄せ付けないようにする」としたTVの解説にもチト、笑えたが。

世界中に情報が氾濫するこの世の中。鳩山元法務大臣の友達の友達とやらはアルカイダと友達(知り合い)だというから、日本の護衛艦自衛隊が武器を使用出来ないこと、専守防衛なども熟知していることだろう。幾ら護衛艦2隻が日本関係船と船団を組み、安全な海域まで伴走すると言ってもなぁ…。 護衛艦には自衛隊の特殊部隊が乗り組むとも言うが、海賊どもは「死ぬ日は決まっている」とする、宗教観を持つ輩に違いない。早い話が怖いもの知らずだ。
海上保安庁職員が乗り組み、「必要に応じて海賊船に停船命令や、立ち入り検査を実施。武器の使用は警察官職務質問執行法を準用」とか言ってもなぁ~。

昨年のソマリア沖の海賊事件は100件を超え、日本(人)関係船舶関連では3件の海賊事件があり、国際社会への脅威であるとは言え、政府の自衛隊派遣は支持出来ないワ。政府は護衛艦ソマリア沖へ送る前に、アラビア海での給油について、すべての情報を開示せよ!