パキスタン大地震から3年

早いものだ… パソコンの前で椅子の肘掛を握り締め、歯を食いしばって耐えた2分間、あの恐怖の日から3年も経ったのか。 とにかく怖かった。 家が倒壊、目の前で家族を亡くした人々の恐怖は一生涯トラウマとなって残るのであろう。

今年になって諸物価は値上がりにつぐ、値上がり。 現金収入に繋がらない山村での暮らしは大変だと思う。日パ・ウエルフェアー・アソシエーションは被災地で相変わらず、細々とした支援を続けているが、不思議なことに被災地での人件費は高く、なかなか現地の人たちと折り合えない。 復興支援の工事請負会社でも道路や病院、橋、学校など等の作業員の多くを人件費の安い平野部から連れて行く。 結局は被災地に現金は落ちない。山間部の人たちの思考回路(平野部の2倍料金)が、いまだにオバハンには理解が出来ない。

政府からの被災者見舞金も終った、この冬を被災者たちはどう過ごすのだろうか?