偽札が横行らしい

8月になった、なんとなく気分や体調に違和感のあるサマータイムも後1ヶ月で終わりだ。しかしサマータイムが終れば、直ぐにラマザン(断食月)がやって来て、またまた生活は落ち着かない。

8月になれば「夜間だけは停電がなくなる」と聞いていた。しかし、きのうきょうと昼間も停電は皆無でとっても嬉しい!!と大喜びをしていた。が、今また停電じゃんか…、ぬか喜びさせるなヨ~~。 停電が無くなり、これで電気製品の壊れは免れるのかと、きょうはついに新しい炊飯器の購入に出かけたのに。1週間前に壊れた電気炊飯器は修理が利かず、圧力釜で炊くのも良いが目を離せないからと思い切ったばかりなのに。

諸物価高騰の折、炊飯器10カップ炊きは4500Rs(8000円)マレーシア製、次の店では3900Rsスペイン製、4軒目で2000Rsのを見つけた。中国製なので一抹も二抹も不安はあるが、保障期間が1年というので清水の舞台から飛び降りた。本当に保証してくれるか?どうかは疑問だ。

現政権のせいではないが、燃料の高騰(昨年比7~8割増し)を皮切りに、主食は2倍近くなっている。田舎での一般庶民のエンゲル係数は6~7割を超えているのではなかろうか。暮らしにくく、せちがらい世の中になったせいか、安物の偽札が出回わっている。
本物のRs紙幣と同じ用紙を使った透かし入りの精巧な偽札もあるらしいが、オバハンが国境のトルハムへ用事で行くスタッフに渡した1000Rs紙幣は、インクが簡単に水で流れるシロモノだったという。

オバハンが銀行から掴まされたとは思えないから、国境で食事に入った茶店での支払いでパシュトーン人たちにすり返られ、掴まされたのだろうとは想うが、パンジャーブ人とバルティスターン人のスタッフ2名は言葉もロクたま通じない北西辺境州でパシュトーン人たちに取り囲まれ、相当怖い思いをしたらしい。
普段は高額紙幣を一枚一枚をチェックして受け取るわけではない。しかし今後は注意をしなくっちゃ。