今年度の登山界のアカデミー賞「ピオレドール賞・黄金のピッケル賞」 オリンピックで言えば金メダルを、昨夏のティリッチミール7708m未踏北壁からの登頂が評価され(この夏、K2で遭難した)平出・中島パーティが受賞した。平出さんの受賞は4度目で世界最多受賞だろうが、生きていての受賞だったら、どれだけ嬉しかったか・・ ティリッチミール登山に出発する前日、毎夏と同じように(我が家のスタッフが出来ない)高所作業。玄関アーチ上9mに巣くった直径30㎝以上もあるスズメ蜂の巣を撤去。ハシゴが届く高さではないからと、上からロープを垂らしての宙吊り作業、2ヶ所も蜂に刺されて顔を腫らしたまま出発したティリッチミール登山。
https://news.ntv.co.jp/category/society/ts49539a02f70e4e299335547dc0c442c6

約50年前、当時のパキスタン政府(人民党、初代ブット首相)は国内の大企業を無理やり国営化した。国営化されたことで財産を失くし、苦境に陥った財閥は多かった。いまパキスタン経済の先行き、見通しが立たないから?と、今度は国営企業の多くを民営化しようと政府はやっきになっている。
昨日はパキスタン航空PIAの民営化に向けた最終入札だった。夏には6つのグループがPIAの入札に参加しそうだったので政府が事前審査をしていたが、最終的に入札に参加したのは1社のみ。それも政府が設定した最低価格を下回っていたとの発表だ。ちなみに政府設定の価格は850億パキスタン・ルピーで、入札額は100億パキスタン・ルピーだったとの報道。唯一の入札額が政府予想より750億パキスタン・ルピーも低かったことで、政府は入札を再検討するという。
だが、パキスタン航空は夏前からフライト数は減り、予約した便をパキスタン航空側が飛ばない(飛ばせられない)と運航中止にしても、キャンセル料金を取られると言う不合理が2~3年前から続いている。毎夏、来パされるお客さんを初め、オバハンも何度かキャンセル料金を払い、むかっ腹を立てている。おまけにPIA従業員組合からは民営化プロセスに反対する請願書が高等裁判所に提出されている等など、強い反発を受けているとなれば、入札価格の低いのが分かるような気がする。