増税テロ

1昨日、ザルダリ大統領サマがきょう7月1日から施行の2024年財政法案を承認って。野党からは国民に対する「増税テロ」だと厳しい批判を浴びたが、政府首脳の方々自身は税逃れの対策ばっちり・賄賂取り放題で税などに頭を悩ます必要も無いのだろう。オバハン家族にとって痛いのは国際旅行航空券の上にアメリカ行きなら日本円にして18万円、日本へは10万円強という税金が航空券代の上に乗るのがこたえるな。我が家は6人家族、なんだかんだで海外へ行く回数は凄く多い。今回の増税でしみじみ思ったのはパキスタンでは不動産は持つものではない・・という思いを強くしたが、今さら何ともならん。売るに売れず、売ったら莫大な税金・・地獄そのものだ。

相変わらず雨無しだ・・どこか近場では通り雨があるらしく、その折には1~2時間ばかり気温が下がるのに、我が家の上には雨が来ない。4月下旬からの2か月間近い連日40℃超えの季節は終わり、この1週間ばかりは最高気温が37℃でおさまっているから有難いのは有り難いが、雨が無いせいで未明の気温は30℃近いままだ。実は4日前から水揚げのモーターが壊れていて、屋上の水タンクへ水が揚げられない。水タンクはゲストハウス時のお客用にと、超デカイから水揚げが出来なくとも早々には困らないのだが、庭木は大丈夫でも鉢植えの木々は根が浅く、水が足りないせいでへたって来た。
今夏の雨は西に寄っているように想われる。アフガンに近い年間降雨量が極端に少ない、ほぼ砂漠のバローチスターン州方面などでは既に度々の洪水だ。雨が降った時のための対応策がほぼ無いに等しいパキスタンだから、数時間の雨でも冠水・洪水になる。バローチスターン州だけではなく、カラチやラホールなどの大都市でもインフラが完備されていないから水は低きに流れ、たちまち洪水だ。
我が家の上には雨無しだ、雨無しだと今は嘆いているが、土砂降りになれば首都でも「冠水・洪水」だなどと大騒ぎになるのかもしれないが、今は雨が待たれる。