偉大な指導者が居なくなると、国は乱れやすいな・・

きょうも曇天、日中気温は17℃のまま、やや肌寒いので毛布にカバーを掛け、ついでに衣替え。と言っても何年も着続けているお気に入りの作業服はどれもが、キッチンの流し台で擦れる部分が薄やぶれかかっている。年中、洗い晒しのボロ服であることは同じだが、そのボロ服に継ぎ当てをしてでも着続けたいのだから困ったものだ!と、子どもたちには想われている様相。なんで解ってくれないのか?着続け肌に馴染んだボロ服の良さを・・とオバハンは当て布をこれ見よがしに取り出し、慣れない手つきで針を持つ。パキスタン南部シンド州の伝統的なアジュラック染め、洗えば洗うほど鮮やかな紺色(インディゴの藍)と濃い臙脂色のハンドプリント、着心地は最高!何よりも汚れ目が見えない!という優れモノ! 夏物は短袖、秋物は長袖というシンプルなものを2~3年おきに3~4着は作り、どれも10年近く着た後で惜しみながら雑巾などに廻す。布というのは実に長持ちする、中にはパキスタンへ来て以来、何百回と水を通し50年近く使っている布もある。

パレスチナ政府の現議長は、ガザ地区を実行支配するイスラーム組織ハマスイスラエルに対して行った攻撃につき非難。「ハマスの行動はパレスチナ人を代表するものではない」と。アフガニスタンもそうだが、指導者を1つにしてまとまる・・ということが難しい。それぞれ自我が強い、強すぎる上、誰かの下につくことを嫌うから指導者が幾つも出来てまとまらない・・民主主義・多数決なるものを認めない社会、その弊害の1つなのだろう。
さて欧米諸国や日本などはイスラエルへの軍事支援、そしてパレスチナ・ガザへの緊急支援表明など双方や国際社会への気遣いで忙しい・・水や食料、医薬品などの緊急支援も必須だが、ガザの外に山積みで被災者の手には渡らないのでは意味は無い。停戦までは時間がかかるかも、でも水や食料などは届いて欲しいとただただ念じている。オバハンは大昔、パレスチナの指導者だったアラファト議長のファンだったが、晩年はボケが出ていたのではないかと想え「冷めた」 パレスチナに限らず偉大な指導者が居なくなると国は一気に乱れるな・・