面白いの基準

昨日、疑問のまま盗電による「被害数字」を書いたが、きょうのニュースでは盗電と未回収金は年間5500億ルピーに上るとあり、パキスタン電力会社によれば損失は年間5203億ルピーもあって、それは過去2年間の国防支出を超えているとある。もっともパキスタンのニュースも中途半端な記事が多く、特に数字に関しては信頼性が乏しいから、どこまでが本当なのか疑わしいこともある。常に字間を見る必要はあるのだが英語がイマイチ、イマニのオバハンなので、数字に関しても何処かの大国と同じで全く信頼がおけない気がしてならない。ただ、ようよう考えてみたら電気代の無料は高級公務員・警察官だけではなく、ニュースには一切触れられていないが高級軍人も含まれているに違いない。おそらく退役していても優遇されているのではないかとフト想った、この国で高級軍人が優遇されないわけがないと。ただ報道上での暗黙の了解とやらで、それらは文字にしてはいけないのだろう。
暫定首相は、財務省には負担をかけず、かつ消費者を救済できるような措置を48時間以内に取るべきだとして指示。言うは易し行うは難しの典型的な指示と言えそうだな・・そもそも電気代の毎月の支払は、支払い期限日を過ぎれば追加料金が課されるし、3ヶ月も滞納すれば電気を停められる。我が家の電気代などは家が大きいこともあり、各自・各部屋でエアコンを使うから半端な金額ではない。

あと少しで9月。秋はギルギットの母子センターへ行って活動のテコ入れをしようか、日本へ行こうかと悩んでいる。年齢的なことを想えば自分が1人で動ける機会は日増しに減って来る。イスラマバードから北京へとフライトが飛ぶようになった今月、中国では144時間のトランジット滞在を認めると言うから旧満洲へ行きたいとあれこれ検索していたが・・福島の原発処理水放出に対する抗議・嫌がらせが相次いでいるから、渡航注意だと。仮にスパイ容疑で捕まったとしても、フツでは中々できない体験で、それはそれで面白かろうと、オバハン自身は思うのだが、家族から大反対をされてしまった。普通の人とオバハンの「面白い」には温度差があるようだわ、世の中うまく行かんものだ・・