死ね! 仕立て屋!

過日、泣き泣き5着もの夏着を捨てたと書いた。テープやボロ布での裏宛、継ぎ宛つきであっても、生地が薄くなってそれはそれは着心地最高の夏着だったから、本当に身を切られるくらいに惜しいボロ着だった。が、道端に座っている物乞いのバァサン以下と周囲からの顰蹙モノだったことも確かだ。で、意を決して新たに作業着を3着と。たくさんある頂き物の手持ち布の中から、汚れ目の目立たない濃い紅色と碧青のハンドプリンティング、綿更紗を引っ張り出し、運転手には「これこれだから、これだけの布からは3枚の服が作れる。端切れは他に使うので必ず持ち帰るように」と、よぉ~く、よぉ~く言い聞かせて渡した。にもかかわらず、出来上がりは2枚、端切れはオバハンの渡した布ではない化繊のテラテラ・ペラペラ布がほんの少しだけ返って来た!!こらぁ~仕立て屋、舐めているのか?!
こらぁ~~運転手、テメェはオバハンの説明を聞いていなかったのか!!仕立て屋へもう一度、行って来い2回でも3回でも行けぇ~~綿更紗の端切れを取り戻すまで帰って来るな!オバハンの激高ぶりに腰を抜かし、オロオロする運転手。オバハンの方も超久々に怒り狂って心臓バフバフ、血圧上昇、アドレナリン沸騰。心臓痛ではなく痛みは腰に来た。怒り狂って腰痛になるなんて、まったく初の経験だわ。
それにしても仕立て屋、さすがと言うべきか・・戻って来た布は、もう1着がきれいに取れるよう、物凄くきれいな売り物然として戻って来たものな。息子なら「ええやんか・・細かいことを言わんでも」ということになるのだろうが、仕立て屋へ行く前に図面まで書いて説明したオバハンの尽力はどうなるの?端切れを必ず持って帰って来いと念押ししたにもかかわらず、用が足せていないのを許すのか?1つ許せば次ぎもいい加減な仕事で済まされるとは思わないのか?