石原都知事の無神経

普段は見ないTVを未明から見ているが、原発破局的な事態になったというではないか! 
東電内部の人は100キロ以上離れろと言い始めているらしいし、白血病というレベルではなく、生命に影響のあるレベルだとも。 森住卓さん(写真家)のチェルノブイリに関する本や写真集を見れば、その脅威は明確だ。
TVでは、「ただちに人体には影響がない」「ただちに」と言い続けていた。政府は(善意に考えるならば、混乱を避けるためか)重大な状況を先送り、糊塗し続けていたようだ。しかし、それもかなわない状況になった。

地震・大津波の上に原発破局的な状況… もう言葉もない。 にもかかわらず昨日の石原都知事の発言は不愉快さで吐き気がし、単細胞なオバハンは怒りで呼吸困難に陥った。パキスタン地震の時にも一部で「神の怒りに触れた」と言い合ったようだが、石原は公人ではないか! 言うにもことがある!!実に不愉快だ。元々、人を人とも思わない石原知事だが、人間として口には絶対に出してはいけないことだ。

菅首相は、「テレビで2号機の爆発が放映されているのに、官邸には1時間くらい連絡がなかった」と、東京電力の本店に乗り込み、叱責したという。でもでも…想像力があるならば、今回の事態は充分にありえた話しだし、そのための危機管理を自分が主導すべきだろうに。会議に急きょ出席、3時間も東電にいたというが…原発が日本にとって破局的な状況にあって、まず第一番に対処すべき事柄とは言え、3時間も。いまさら叱責して(気持ちは分かるが)破局的な状況が改善されるわけもないのに。

息子は日本に関係の深いパキスタン人を中心に支援金を集め始め、嫁ハンは嫁ハンで首都に住む外国人を対象にバザーを開催、その売上金を日本への支援金にしようと活動を始めた。いつも支援金を頂くだけのパキスタンではなく、1回でも支援金を被災地へ送りたいとの行動だ。