マルガラ丘陵へ飛行機墜落

ニュースでは猛暑と豪雨に襲われている日本列島の映像。当地も毎朝のように有難い雨に恵まれ、今朝は気温が下がり、久々に扇風機を止めて寝た。なぁ~~んてノンビリと日記を書き始めたら、外の音も聞こえない豪雨の中で飛行機が落ちたと。他のフライトはイスラマバード空港へ下りられなくってラホールなどへ下りたというくらい、雨雲が低く見通し最悪の雨だった。(イスラマバード空港はただいま閉鎖中)

墜落現場はオバハンの家から6kmくらい離れているかな。爆弾の爆発音より飛行機の墜落音の方が聞き取り難いのが今回は判った。
ちょうど歯医者へ行く時間でもあったので、ほんの5分ばかり遠回りになる道を墜落現場近くへ急いだら… 何時も岩登りに行く尾根の左、小さな尾根の後ろで白煙がもうもうと上がっていた。オバハンのように物見高い人は幾らもいるようで、マルガラ丘陵への登り口(小動物園の入り口)は相当数の見物人で埋められ、車輌通行止めの中を、徒歩で現場へ登ろうとしている人たちも結構いた。
ごったがえすマルガラ丘陵入り口付近、救急車や警察車輌が何台も待機する間を縫って、3台のトラックに立ったままの寿司詰め状態の作業員たち、パッと見て1台に100人の作業員が現場へ向かって行ったが、大雨で濡れ滑る急斜面で400mにわたって散乱している残骸などを集め、救出作業は大変であろう。

軍隊や多数の作業員たちによって懸命の救出作業、事故から3時間の現在、40人の負傷者が発見され病院へ運ばれたと報道されている(だが別のニュースでは生存者はナシと)。 しかし降り止まぬ雨の中、捜索は今からが時間との勝負となるのであろう。 しかし後、300mも南側へ落ちたなら人家のあるところなので、不幸中の幸いと言えば言えそうだ。乾季には山火事もしばしば起こすマルガラ丘陵、もしもこの事故が乾季であれば大火事になっていたことだろう。  生死はアラーの神の御心とは言え、痛ましい。