旅行禁止国 アフガニスターン

韓国政府が、自国民に対してアフガニスターンを「旅行禁止国」に指定した。
韓国政府の許可なしに入国すると、1年以下の懲役か300万ウォン(約38万円)以下の罰金に科せられると。
それに対してNGOや報道関係から批判が出ていると言う。
お上のなす、一方的かつ高圧的な施策にはオバハンも反発することが多い。しかし、今回の施策については気に食わないという「批判」がオバハンにはイマイチわからん。単なる「反対のために反対」ではないのなら、アフガニスターンのことを少し知った上で反対すべきだろう。
「政府の許可なしに入国すると、罰則」とあるンだから、許可を得ればいいだけじゃんか…。安全対策に関する計画書を提出し、政府の許可を得るのは時間がかかるかも。でも、韓国政府(担当者)を納得させるだけの安全対策が出せないのなら、渡航を止めるしかあるまい。
もしくは自己責任で行きますので、何かあっても(家族や所属団体・会社は)絶対に騒ぎません。政府を初め、関係各位には一切迷惑かけませんので、うっちゃって下さい」と、正式に誓約書を出せばいいだけじゃん…  さらには、どうしてもという使命感があるのなら、罰金や懲役覚悟で行くしかない…

韓国からはアフガニスターンに現在、約200人のボランティアたちが滞在しているそうだ。
現在拉致されている韓国人たちの「解放」結果によっては、さらに外国人に対する拉致が増えるだろう。
韓国、アフガン、アメリカ、パキスタン、そして今やイスラーム諸国家までを巻き込んで「大騒ぎ」になった拉致事件なのだから、万が一、自分が拉致されたらということを考え、許可を得る、もしくは誓約書を出すことは当然と思う。

報道によると、一日約1000人の診療をしているNGOが、「医療支援を受けている患者たちや現地スタッフの雇用などを考えると、簡単に撤退します、とは言えない」と困惑気味とある。
それも、医者や看護婦を現地スタッフに切り替えればいいだけだ。NGO側には満足のいかないことではあっても、現地優先で考えるのならむしろ患者たちには、その方がいい。
そして患者たちには、それで大きな支障はないはずだ。
また、外国人が撤退した分、現地雇用がさらに増えるからアフガン側にとっては大歓迎だろう。
患者や雇用を守りたいと真剣に思うなら、道はそれしかあるまい。
そして、状況が良くなれば、またアフガニスターンへ行けばいい。