銃撃戦、真っ只中!

2007年07月03日の便りより
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「原爆はしょうがなかった」なる発言をして辞任した久間防衛大臣の代わりに、小池防衛大臣が誕生。安部総理のお友だち内閣は総崩れの態をなして来た。
PCも返って来たし、久しぶりに日本政府への批判でも書こうかと思ったら、なんだか外が物凄く騒がしい…。

カラスがカァカァカァ~カァ~うるさい!!

パーンパンパンと、カラスを追い払う空砲かと思ったら、近くで真っ昼間から派手に銃撃戦ではないか!爆竹のように乾いたパンパラパンパラ音、中にはドドォ~ンとお腹に響く重爆音、もう5時間も続いている。そのたびにカラスが一斉に空へと舞い上がる。毎夕、餌を撒くせいで銀色の襟巻きをした美しく上品なカラスがいっぱい寄って来るのだが、餌も撒いていないというのに、カァカァカァ~~と騒がしい!きょうはカラス撲滅日?

なんのための発砲かと思ったら、300mほど離れたイスラーム寺院で神学生と警察(一部軍隊)が銃撃戦だ。首都のど真ん中の公有地を不法占拠、過激なイスラーム原理主義者の立てこもるラール・マスジッド(赤い寺院)は治安部隊と一触即発の状態が春先から続いていた。ロンドンのテロ未遂者たちも、この神学校で学んだと聞く。また昨今は宗教警察を名乗り、独自の活動が目に余っていると聞く。

ウチの従業員も「Tシャツに子犬(犬は不浄)がプリントしてある、そんなものを着て歩くな、脱げ!」と神学生たちに言われ、「彼らは狂っています、怖かった…」という。