未明にちょっとした嵐があったようで、庭木の葉や花が吹き散らされていた。気温が下がって気持ちの良い朝食の席で、ムシャラフの自宅近くで爆弾が見つかり不穏だと言う話から…… 「インテリジェンスは何をしていたのか? 取り締まりが緩んでいないか? そんな近くまで車両を寄せて…」 「いやいや、インテリジェンス自身が爆弾を作って運んでいるンだから…」と冗談ぽく言われた。考えてみれば、これもないとは言えない話だわなぁ…
一部の報道関係者の間ではムシャラフの94歳になる母親がビョーキだと言われ出した。2~3日後には「病気の母親のために(人道的な対応で)ムシャラフを自宅軟禁から解放し、イギリスだかドバイだかに返してやるべき」だと(裁判所も)言い出すのではないかと。その場合、ムシャラフは誰をも地獄への道ずれにせず、静かにパキスタンから去る。
巷では、ムシャラフは大国に持ち上げられ煽てられ帰国したというのと、「騙され」梯子を外されたというのに2分されている。この国を取り巻く状況と人間のすることは…まったく不可解だ…