ワクチンを廃棄!

どこぞの自治体が余ったワクチンを廃棄と。オバハンに言わせると、「ドアホ」としか言いようがないな。ワクチン接種の効果がある、なしは別にして・・などと言えば、これまた問題発言に近いが、予約していた人が来なかったからとワクチンを廃棄、なんと融通が利かない馬鹿げた行為か。日本では(と言う表現も問題発言になるだろうが)指示待ち、責任回避ばかりを考える人間が多くなった、実に嘆かわしい。今のところ限られた数のワクチンを「恣意的」に使うのは問題に違いない。だが「廃棄」するという行為に罪悪感がなかったのか?と、不思議だ。他にもワクチン保管の冷凍庫が故障で、約1000回分のワクチンを廃棄というニュース、これは事故だが検索してみると様々な事由でワクチンが廃棄されている。
10年もの昔になるが、インフルエンザのワクチンが期限切れで214億円相当が廃棄と言う記事もあった。この春、廃棄予定だったインフルエンザワクチンを自分の子供に接種して停職になった看護師さんがいた。看護師さんの「もったいない」という気持ちがオバハンには凄く解る。仮にこの看護師さんが責任者に許可を求めたとしても、上からの指示待ち・責任回避、物事を柔軟に考えられない管理者などは「ダメェ~~」って言ったことだろうしな。
かっての日本人には「もったいない」が定着していたと想うのだが、モノが豊富に溢れる暮らしに疑問を感じなくなっている日本では「モノを大切にする」など等を、わざわざ子供たちに教えなくなっているのかしらン? もったいながり・超貧乏性のオバハンとしては「廃棄」という単語は激しく反応する。
コロナワクチンに関しては、6月末までにファイザー製ワクチンが1億回分到着との事だ、出来るだけ廃棄をせずに済むよう願いたい。