梨の花まんかい

自宅から車で10分あまり西へ走ると、大通りの分離帯に梨の花が満開になっている。当地の人は「お花見」をするという習慣も無く、満開の花の下には僅かな人しか居ないのがあり難い。梨の木は約100本以上もあろうか、実がなっていた記憶は無いが、毎春、花の咲くのを楽しみにしているオバハン。今年は例年より2~3週間も花の時期が早いと想うから、夏の期間は長くて厳しくなりそうだ。
首都イスラマバードでは、通りの分離帯に数多く花の咲く樹が植えられている。季節季節、買い物のついでにそれらの花を愛でがてら、道を選んで運転手に指示を出す。四季折々に咲く花も素晴らしいが、今は新緑も花と競っている。陽の当たる場所にある緑色、日陰の緑色、場所場所で色を変える「緑」の素晴らしいこと。
ゴールデンシャワー(黄色い藤の花のようにも見える)の通り、火炎樹の通り、ハイビスカス、ジャカランダ、カチュナール、ブーゲンビリアジャスミンが長々と生垣のように続き、大通りを区切っているところもある。色さまざま華やかなブーゲンビリアは何処の家にも咲いているし、春、今の季節は街中が花で彩られる。酷暑がやって来るまでの後1ヶ月は、1年で一番すばらしい季節だ。

梨の花満開の写真を載せようとしているが・・アップできないがね・・