朝からネットに繋がらない

朝からネットに繋がらない。ネットでの麻雀も出来ず、ニュースも読めず、待っても待っても繋がらない。雨が多いので、我が家のどこかで不具合でも起こっているのか・・と思いながら、業を煮やして息子に聞けば、「きょうはアシュラー(シーア派の宗教行事)で、暴動・テロ予防で携帯電話もすべて停止」と。納得、納得。

神(アッラー)を信じる人だけではなく、世界中で「神」を真から信じるすべての人々は、どうしてあそこまで真剣になれるのかとオバハンには不思議でならない。宗教はまさしく麻薬だ。酒もタバコにも縁がなく、何かに酔い痴れるということもなく、亭主たちにも逃げられてしまったオバハンとしては、拠りどころは何かしらン?と考え込むことがある。正直に言うならば子供は拠りどころではない、そもそも「拠りどころ」って何なのか?というところから考えなくてはならない。天下泰平の印なのかも。

まだまだ暑い日は来るだろうが、それでも暑さの峠は越えたようで読書に集中できる。いま「8月15日に吹く風」松岡圭祐著を読み直をしている。史実に基づく本で、先年、亡くなられたドナルド・キーン氏によって日本が壊滅しなかった理由、米軍の戦後処理・行政が定められたことが書かれている。読み返しが何度も出来る素晴らしい本に出会えるのは至福だ。