初めての運転

いつもは寝坊スケの息子の娘(来月14歳になる)が早朝からニコニコ顔だ。笑み崩れている。聞けば、イード(大祭)の休みで道路がガラ空きなので、初めて車の運転をさせてもらうのだと。まずはクソ真面目な息子が懇切丁寧な乗車前の注意、足回りなどの点検・注意を教え、シートに座ってミラーの位置等々。とにかく丁寧なご指導と表現すれば言葉は美しい。その後、ゲートまでのアプローチで行ったり戻ったりの練習。    
息子は早くから自分で運転をしたがった。オバハンと同じ身長になったら運転を教えるとの約束だったから、12歳になった時、オバハンが運転を教えた。もちろん当地でも運転免許は18歳にならないと取れない。ただ、息子に運転を教えた頃は誘拐の危機に面していた、運よく息子が逃げて来れるようなチャンスがあった時、運転が出来れば・・と。また、長距離を走っている時に運転する者が倒れたらどうする? とにかく何が起こるのか分からない、助けが得られるとは限らない。何事も知らないよりは知っていた方が良い。出来た方が良いと言うオバハンの考えだ(というので、オバハンは車の整備士免許も持っている)。ただ、身長はそこそこあって運転が上手くても童顔では・・というので、確か2年くらいは付け髭だったけれど。14歳になろうとしている息子の娘、長々のロックダウンを忘れたような笑顔、笑顔を見ているだけで癒される。

イード(大祭)が終わり、きょうから平常日。表を通る車が少し増えた。隣家では空き家の管理人が来て、杏の木をバッサバッサと切っている。「梅切らぬバカ、桜切るバカ」というらしいが、梅(スモモ)も切った方が良いのだろうな。昨日、頂いたコメントで「塩スモモ」を教えて頂き、早速トライ。大ザル3杯ものスモモはジャム、お茶、アルコール漬けに。