2回目のワクチン接種、完了

昨昼、無事にワクチン2回目の接種を完了。接種の希望者で混み合わない間に・・と比較的朝早い時間に行ったが、67番のカードを渡された。「何時頃になります?」というオバハンの質問にも耳かさず、どんどん増える接種希望者に受付の3人は応対。前回の接種では待っていたのは爺サン一人だけだったのに・・この3週間でそれだけ接種の情報が流され、ワクチン希望者が増えたということか。混んだ待合室には居たくもないし、前回の接種時間から予測すると67番は「お昼ご飯ときになる・・」と嫌な予感を覚えながら運転手に67番のカードを持たせて一旦、帰宅。
家族みなで揃って「頂きます~」と箸を取った途端に運転手からの電話。予測時間のピッタリさ加減に満足しつつ、接種完了して帰宅するまでの20分ばかりを待たせる間の悪さ(我が家では朝食以外は全員が揃う)。接種第2回目の方が副作用の影響は強いらしいが、オバハンは何事も無く接種直後に帰宅、テーブルの中心で「威張る」寿司桶が眩しい!
中国では6月末までに人口の40%5億6000万人接種を終えることを目標と。1日当たりの接種回数を約500万回に加速しているというが、急ピッチの接種でメーカーの量産にも限界が迫りつつあるらしい。正直に言えば、中国モノには不安感が拭えない。中国製の餃子など等の出来合いモノの食料品と同じように・・なんぞ変な混ぜ物はしていないだろうなぁ~~?と、接種を受けられる有難さとは別に、前々から一抹の不安はある。無事ワクチンの接種は完了したが今後も油断は禁物!うがい、手洗い等などを徹底しなくちゃな。

来たぁ~~~

まさか!まさか!本当に連絡が来るとは想っていなかった。接種希望(登録者)はコンピューターで管理がなされている。1回目の接種が終わっているから、自動的に第2回目の接種連絡が来るのは「当然」と想うのは、先進国のみだろうと侮っていたオバハン。特にダメモトで「接種希望者」として登録をしたので、キチンと連絡が来るなんてムッチャ感動もの! 3月初めに中国から無料で貰い受けたコロナ・ワクチンは50万回分(間もなく、もう100万回分を受け取るらしいが・・それにしても人口2億超えのパキスタンには焼け石に水ではないの!)それを医療従事者を中心に接種開始。どう考えても余分のワクチンはないと想える、なのにオバハンなんぞに恩恵が!
10日ほど前、ラホールの2つの病院では約900回分のワクチンが流用された等とニュースになっていた。ラホールのサービス病院だけで医療従事者の感染が150人も出ているにもかかわらず、病院の医療監督者が大物、親しい友人、親戚に投与と。流用した医療監督者は直ちに更迭されたが、この「ワクチン流用」ニュースの方が凄くパキスタンらしいとオバハンは想うのだが・・「アンタ、パキスタンを馬鹿にしすぎやで・・」と息子に怒られた。

コンテナ船

過日、砂嵐と突風などが原因で日本の大型コンテナ船がスエズ運河座礁したが、またまた昨日、新たに2隻が座礁したと。コンテナ船の最大級は全長が約500m近く、幅は60mもあり約2万個ものコンテナが積み込めると言うではないの。スエズ座礁した日本のコンテナ船のニュース・写真が連日のように掲載されていたから、暇なオバハンはいったい何個のコンテナを積んでいるのかと、外見から数えてしまったよ。数えなくともネットで検索すれば良かっただけなのに。
話は飛ぶが・・福島第一原発の構内で保管している放射性物質が入ったコンテナは8万5000基だって。おまけに「中身不明のコンテナが4000基も」とはきょうのニュース。東京電力、危機感なさすぎじゃない? コンテナは時間が経つにつれ腐食して行くのだろうに・・腐食して中身が漏れ出て来たコンテナの周りには土嚢を積んで流れ出さないようにするってヨ・・泥縄式も良いところだが、我々は「その電力」を有難がって使って来たものなぁ~いまさら電気の無い暮らしは考えられないが、真剣に代替を模索しなくっちゃネ。

コロナのせいで簡単には日本へ行けなくなって、日本からの食料品などは以前にも増して凄く大切に使うようにしている。コロナ以前なら米も手持ちで日本から運んでいたのが、それが出来なくなりコロナ発生後からは「真空パックにした日本米」を知り合いのコンテナに合載で運んで貰っている。9月に届いた日本米がそろそろ底をつきそうだ。我が家の「お米」は今頃、海上のどの辺にあるのかな。日本からパキスタン、カラチ港までは20-35日くらいかかるらしいが。

寿司桶

有難いことに一雨が来て、空気中の湿り気は増えた。とは言うものの、まだまだ乾燥しているから1時間足らずの外作業後ざっと顔を洗ったら、汗をかいていたとも思えないのに顔などの塩気が酷い。しょっぱい水が垂れて来るから凄い!と単純に感心してしまったな。犬たちがオバハンの顔をしつこく舐めるのは塩気のせいか?
昨夜、フト思い出した。子供たちが週末に寿司をすると言っていたが、「寿司桶は大丈夫か?」と。気になって寝られそうもないのでキッチンの倉庫へ行って寿司桶を手に取ろうとしたら・・一番大きな寿司桶の箍が外れバラけているではないの。大中小4つある寿司桶の2つには5mmもあるヒビが何ヶ所かに入り今にも箍が外れそう。健在な寿司桶は1つだけという有様。箍の外れた寿司桶はそろっと流し場へ運び、苦心惨憺、こちらを押せばあちらが外れ、底までが抜けて・・と、まるで木組みのパズルをしているようだ。元来、気が長い方ではないオバハンだ、おまけに細々とした作業は苦手だ。早々と箍の外れた寿司桶は投げ出したかったが、スタッフに任せればさらに壊れそうだし、息子は手先が器用とは言えないし。この先、日本から寿司桶をわざわざ持って来ることは無いだろう等々と悩みながら、まともな寿司桶の形におさまるまで頑張り3つの寿司桶を水に浸け置いた。が、夜中に寿司桶とこんなに格闘するくらいなら(オバハンは始末屋なので自分では買えないから)次回は丸い板をくりぬいた箍なしの寿司桶を誰かに買って貰うことにしよう!!!!

連絡が来たらどうしょう!心配!

未明に地面が濡れる程度の時雨、おかげで朝の湿度は40%になり、呼吸も楽になったような気がする。当地では木造の家屋はごく一部の森林地帯のみでしか見られず、普通はレンガや石、コンクリート造り、床は土間、石畳もしくは大理石であることが多く、田舎では日干しレンガの使用が普通だ。何年も前に日本から我が家へ遊びに来た同級生が「凄い~豪華!大理石で出来た家!」と感動していたが、大理石は木材の何分の1かの値段なのだ。当地では日本のように、火事を恐れ湿度が25%になったからと言って「乾燥注意報」が出ることは無いし、人間が暮らしていく上での快適な湿度は50-60%とあるが、ここでは7-8月のモンスーン期以外は湿度が少ない。それにしても過日の湿度5%は異常だったと思う。
さて、日本のコロナワクチン事情。厚生労働省によれば、接種回数は100万を超えたと。日本での医療従事者は370万人+100万人程度との推計らしい。そして65歳以上の高齢者は人口の3割、3600万人も。高齢者に対しては4月12日から接種を開始と言うが先は長いなぁ・・と言うか、いつ接種が終わるのか。コロナワクチンの接種が全ての希望者に1巡した後も、インフルエンザの予防注射と同じように、毎年、予防接種が必要ならば・・と想うと暗澹とするわ。
オバハンのワクチン接種、第2回目は今週末の予定。政府からちゃんと「2回目の接種ですよ~」と連絡が来るのかしら?と、興味津々。何事も「うまくは行かないのが普通」のパキスタンに40年も暮らしているから、連絡が来たらどうしょう!と、かえって心配だわ。

競泳の池江選手に、純粋に感動

2年前に白血病であることを公表。そして辛い治療を乗り越え、病気公表の1年後には再びプールへ戻った池江選手がオリンピック代表に内定。治療に携わった医師は「症状が出なくなる『寛解』状態に至る早さは、高い身体能力とは関係が無い」と、極めて異例の回復につき、わざわざ述べているが、やはりそこは一般人とは異なる身体能力と、強固な意志の強さ、克己心、向上心など等が「回復」に作用したに違いない。辛い治療中も1日としてイメージ・トレーニングを欠かさなかったろうし、動かせる部分は指先だけであっても動かしてトレーニングしていたことだろうと、オバハンは想像する。むしろ過酷な治療から気を逸らせるためにと、意識のある時には可能なトレーニングに励んだことは想像に難くない。立派だと思う、純粋に賞賛してあげたい。
ところで今夏の予定になっている東京オリンピック。オバハン個人としては開催反対だが、池江選手のためには・・開催があったら良いなぁ~とは想う。各地で聖火リレーが中止になったり、海外からの観客受け入れ中止。オリンピック中止を訴える行進まである昨今。オリンピックの中止による損失は1.6兆円だとか・・。だが・・オリンピック開催・中止を決める決定権は日本にはないと言うではないの。オリンピック開催条約とやらの規定には、戦争、内乱、ボイコット以外の理由で中止は認められないのだそうだ。世界で蔓延しているコロナ、戦争や内乱によるよりも多くの人々が亡くなっているコロナ。これはどういう「範疇」なのかね・・

乾燥ひどし、空気カラカラ

4月1日湿度5%、翌日、翌々日と10%、12%。きょうは曇り空になり一雨くらい来るかな・・という空模様、湿度20%だ。この2-3日で足の踵や指先が一気にひび割れ血が滲む。手の甲なども僅か10-20分間の屋上作業で(日本でたまぁ~に見かける95歳くらいの、外作業者の)皺加減だ。子供たちも「ガサガサ、バシバシが凄い、肌に粉がふいて来た」と騒ぐ。中学生くらいは鼻血も出やすい年頃だ、鼻の中の血管が切れたのか「鼻血が止まらん」と騒いでいる。お年頃・・だからなぁと気にもしていなかったが、オバハンも鼻がムズムズするからと鼻に手をやると、鼻血が滲んでいるではないの。オバハンもお年頃ってか・・
1日の湿度5%でオバハンの顔を初め外部に出ている部分はバシバシ・ゴワゴワになり、放っておけばどこまでバシバシ・ゴワゴワになるのかと「お試し」のつもりで夜ベッドへ入ったが、息をするのが苦しく・・皮膚呼吸も出来ないような気がして寝付けず・・夜中にもかかわらず(面倒くさいので滅多に入らない)風呂で身体を濡らした。ついでバスタブに湯を張ったままにし、部屋へ湿気を取り込んだわ。実に根性・我慢がなくなったものだ。アフガンで仕事をしていた約4年間は、宿舎に風呂やシャワーがあるわけも無く、1-2ヶ月に1回くらい公衆浴場へ行くくらいだったが、若かったせいか乾燥しているのが苦痛ではなかった。
ただ、公衆浴場と言っても・・恐ろしく汚くて不潔で、裸足では絶対に入りたくないシロモノだ。もし高下駄でもあったなら、それを履いて浴場へ行ったと思う。中は暗い裸電球ひとつ、蒸し風呂に毛が生えた程度で洗い場には水の蛇口が10個ほど。部屋の端に1m半四方の水槽があり、その中にお湯が溜めてあるのを桶でくみ出して身体にかけるという方式。女湯ではほぼ全員が肌を見せることなく、服を着たままで服の下へ手を入れて身体を洗っている。とにかく汚く不潔だったが、それでもハマーム(公衆浴場)から出た後は、外の風が気持ち良かった・・過酷な暮らしのアフガンだから、あの汚さにも耐えられた・・歳を取ると何事にも辛抱が効かん、耐えがたくなるのか・・悲しいな。
数日後に誕生日が来る、一応、病知らず。老いて行くことにぶつくさ文句を言いつつ、そして元気でいられることに感謝をしながら迎える誕生日。